妊娠初期 流産 薬

妊娠初期に気づかず薬を飲んじゃった!流産の可能性はあるの?

 

 

なんとなく具合が悪くて風邪薬を飲んだら、実は妊娠していた!

 

気持ちが悪くて胃腸風邪かと思って病院に行ったら、吐き気止めが処方されて飲んだけれど…実はつわりだった!

 

こんな風に妊娠初期の体調不良は、風邪や胃腸の不快感などとあまり区別がつかないため…

 

妊娠に気づかず、なんらかの薬を服用してしまったという妊婦さんは、実は結構多いのです。

 

でも、妊娠初期に薬を飲んだことで流産などの危険はないのか…

 

目に見えない部分だからこそ、すごく不安になってしまいますよね。

 

そこで今回は、妊娠初期に気づかず薬を飲んでしまったことのあるわたしの体験談、そして妊娠初期の流産にどれだけ薬が影響するのか…

 

そして、妊娠初期に薬を飲まないようにするための心がけなどを紹介していきます。

 

 

妊娠初期に気づかず薬を飲んでしまった体験談

 

 

実はわたしも、妊娠初期に薬を飲んでしまった経験があります。

 

ご飯を食べようと思っても気持ちが悪くて食べられなかったので、普段かかっている胃腸科に行って吐き気止めなどの薬をもらいました。

 

しかし、3日飲んだのですが一向に症状が落ち着かない…

 

さらに、生理予定日を1週間過ぎても生理が来なかったので、検査薬で調べてみたら…なんと陽性!

 

慌てて医師から処方された吐き気止め「ナウゼリン」を調べたところ…

 

妊娠中のナウゼリン服用は、「禁忌」と書かれているではありませんか!

 

この禁忌という文字に驚いてしまって、妊娠確認で行った産婦人科で慌てて聞いたところ…

 

「禁忌と書かれていますが、あくまで動物実験で奇形の報告があるだけで、人間ではわからないんですよ」

 

とのことでした。さらに…

 

「人間の場合では、一度によほどの大量摂取をしない限りは心配要りませんので安心して大丈夫ですよ」

 

どうやら、動物実験で悪い結果が出たことから人間に対しても「禁忌」となったようです。

 

その他の胃腸薬に関しては、妊娠初期に流産などの影響が出るようなものは一切なかったので、とても安心しました。

 

万が一にも、薬を気づかず服用したせいで流産したらどうしよう…と不安でいっぱいだったので、医師から説明があって喉のつかえが取れました!

 

わたしのように、妊娠初期に気づかず薬を飲んでしまってどうしよう、と悩む妊婦さんは多くいるのだそうです。

 

それを聞いて、不安に思っていたのはわたしだけではなかったんだなと安心したのを覚えています。

 

妊娠中は特にトラブルもなく、子どもは無事、健康に産まれてきてくれたので安心しました。

 

 

流産への影響!妊娠初期に飲んだらいけない薬は限られている!

 

 

妊娠初期に薬を飲んだときに、一番お腹の赤ちゃんに影響が出る期間は妊娠4週〜8週だと言われています。

 

この期間を「絶対過敏期」といって、薬の服用を避けなければならないのです。

 

その理由は、この期間中に赤ちゃんは人間として活動するための、器官のほとんどを形成するからです。

 

このときに薬の影響で脳や神経などがうまく形成されなければ、流産してしまうリスクが高くなってしまいます。

 

では妊娠4週よりも前に薬を飲んだ場合は、どうなるのでしょうか。

 

実は妊娠4週目までに薬を飲んだ場合、お腹の赤ちゃんは流産するか無事に何事もなく育つか、どちらかになります。

 

しかし実際は、妊娠初期に薬を飲んでも流産などの心配はほとんどないと言っても良いと言われています。

 

通常市販されているような風邪薬や鎮痛剤に、妊娠初期のお腹の赤ちゃんに悪影響を与えるようなものはまずないのです。

 

医師から処方されるような吐き気止めなども、一度にたくさん飲むわけではないのであれば、ほとんど心配要らないのです。

 

逆に、赤ちゃんに悪影響があって流産や奇形などの心配がある薬は…

 

抗がん剤やホルモン剤、放射線薬やワーファリン(血栓症治療薬)、精神病薬などが挙げられます。

 

これらは、まず普通に生活している限りでは医師から処方されることはありません。

 

そして、薬を処方してもらうときには「避妊をしてください」などと注意喚起がされます。

 

もし薬を飲んだことで、流産などの心配が拭えないということであれば…

 

国立成育医療研究センターの「妊娠と薬情報センター」にて、相談をすることができます。

 

心配なことは、早めに専門家の正しい意見を聞けると安心するので、利用してみるのも手だと思います。

 

ただ、何かあったときに「あのとき薬を飲んでいなかったら…」

 

などと後悔して自分を責めてしまう場合が多いので、やはり薬は極力妊娠に気づいたら飲むのは避けるのが良いでしょう。

 

 

なぜ妊娠初期に薬で流産してしまうの?飲める薬はあるの?

 

 

薬の絶対過敏期にまたがる妊娠4週〜10週は、赤ちゃんの様々な器官が形成される非常に大事な時期。

 

この時期に赤ちゃんに悪影響を与える薬を飲むことで、最悪流産してしまうリスクが高くなってしまいます。

 

器官が形成されないということは、心臓がうまく作られなくて動かなくなってしまった、あるいは初めから機能しない…

 

赤ちゃんの脳がうまく作られず、心拍が確認されなかったり途中で止まってしまう…

 

このような原因から、強い薬はお腹の赤ちゃんの成長を妨げてしまい、心臓の動きを止めてしまうことがあるのです。

 

家庭によく置いてある市販の常備薬には、赤ちゃんの成長を妨げてしまうような強力な成分は、ほぼ含まれていません。

 

そのため、妊娠初期に間違って飲んでしまったとしても、そこまで心配しなくても大丈夫なのです。

 

妊娠初期に止むを得ず薬を飲む場合は、産婦人科で処方されたものに限っては継続的に飲んでも差し支えありません。

 

例としてあげると、妊娠初期に多い便秘に対しては酸化マグネシウム系の便秘薬が処方されることが多いです。

 

酸化マグネシウム系の便秘薬は、腸を刺激して便秘を解消するような強い薬ではないので、穏やかな効き目でお腹が痛くならないのが特徴です。

 

逆にセンナなどの大腸を刺激して便秘を治す薬は、下痢を引き起こしやすく、腸の収縮とともに子宮も収縮しやすくなってしまいます。

 

これが一因となって、流産してしまうケースもあるので妊娠初期の便秘薬は、自己判断では飲まないようにすることも大切です。

 

 

妊娠初期に薬を飲まないようにするための対処法とは?

 

 

まず妊娠初期に流産のリスクをなるべく抑えるために、不用意に薬を飲まないように意識していきましょう。

 

そのためには、妊娠を考えているときに3つの心がけをすることが重要となります。

 

@基礎体温をつける

 

妊娠を考えていたら、まず基礎体温をつけるようにすることが基本です。

 

基礎体温は正しく計測できれば、低温期と高温期がしっかりわかります。

 

妊娠が継続していると、高温期が続くので「あれ?」と気づくことができるのです。

 

薬を飲む前に基礎体温表をチェックすれば、自分が妊娠している可能性があるのかを確認することができます。

 

また妊娠がわかった後でも、流産の兆候を確認することができるのです。

 

流産の兆候があると、妊娠継続ができなくなるので基礎体温が低温期に戻ります。

 

そのため、高温期が続いていたのにガクッと下がってしまうのです。

 

自分の体調を把握するためにも、基礎体温は初めから測っておくと安心ですよ!

 

A薬を飲む前に検査薬を試す

 

具合が悪くて薬を飲もうとしたときに「そういえば…」と、生理が遅れていないかどうか確認するようにしましょう。

 

できれば妊娠を考えたときに妊娠検査薬を購入しておいて、いざというときすぐに検査できるようにしておきましょう。

 

妊娠してるかも?というときには、意外と具合が悪かったり急いでいたりするので…

 

実は、なかなかお店に買いに行くことができない場合が多いのです。

 

薬を飲む前に検査薬を試しておけば、妊娠反応があれば薬は飲まないようにして、陰性であれば薬を飲んで早く体調を整えるようにしてくださいね。

 

B日頃から薬に頼り過ぎない

 

具合が悪いときには、薬を飲んで早く治したい…という考えになってしまいます。

 

しかし妊娠を考えているときには、すぐ薬に頼らないように心がけることで「あのとき飲まなければ…」という後悔を減らすことができます。

 

そのためには、体調管理をしっかりして健康なからだを維持することが大切です。

 

妊娠中は基本的に、安易に薬を服用しないことが原則なので、今のうちから薬に頼らない生活をしていくと良いと思いますよ!

 

まとめ

 

妊娠初期に薬を飲んだことで、流産のリスクが上がらないかどうか心配している妊婦さんに向けて、妊娠と薬について説明してきましたが、いかがでしたか?

 

妊娠初期の3週目までは薬による影響は全くない、あるいは流産のどちらかになります。

 

薬による影響が一番心配なのは4週〜8週目の、絶対過敏期と言われる時期です。

 

ただ、市販の風邪薬や鎮痛剤などに強い成分は含まれていないので…

 

この絶対過敏期に気づかず、一時的に飲んでしまっても心配は要らないことがほとんどです。

 

流産や奇形につながるような強い薬は、限られた病気に処方されるものなので普段の生活で誤って飲んでしまうような薬ではありません。

 

でも万が一薬を飲んだことで、毎日を後悔しながら過ごすようなら、普段から薬に頼らない生活をすることも大切です。

 

基礎体温をつけて妊娠継続しているかどうかを確認したり、検査薬を試してみたり…

 

薬に頼らず、体調管理をしっかりおこなうようにしていけば、気づかず薬を飲んでしまうことを防止できます。

 

流産の心配を少しでも減らせるように、妊娠前から意識をしていくようにしましょう!